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論文

Monte Carlo shell model studies with massively parallel supercomputers

清水 則孝*; 阿部 喬*; 本間 道雄*; 大塚 孝治*; 富樫 智章*; 角田 佑介*; 宇都野 穣; 吉田 亨*

Physica Scripta, 92(6), p.063001_1 - 063001_19, 2017/06

 被引用回数:28 パーセンタイル:81.9(Physics, Multidisciplinary)

モンテカルロ殻模型の手法およびその応用について概説する。モンテカルロ殻模型は、効率的に多体基底を生成することによって、従来の直接対角化では計算不可能だった物理系に対する殻模型計算を目指した手法である。このレビュー論文では、モンテカルロ殻模型のここ10年以内の発展をまとめた。手法面では、エネルギー分散を用いた外挿による厳密解の推定法や共役勾配法の導入による効率的な基底生成など、数値計算面では、より効率的な並列化や計算機の実効性能を高める数値計算アルゴリズムなどについて概説する。最近の応用としては、非常に大きな模型空間が必要な第一原理計算および中性子過剰なニッケル領域とジルコニウム領域の計算結果を紹介する。後者の中性子過剰核領域では、変形共存に興味が集まっているが、モンテカルロ殻模型では、変形の分布を解析するT-plotと呼ぶ新しい手法を開発することによって、これらの原子核の変形を直感的に理解することが可能となった。この手法は、軽い原子核のクラスター状態を調べるのにも有用である。

論文

Analysis of the coupling properties of the toroidal antenna array in JFT-2M by a code considering the solid septa

三枝 幹雄; 山本 巧; C.C.Petty*; 吉岡 健*; 数見 秀之*; 川島 寿人; 藤井 常幸; 木村 晴行; 三浦 幸俊; 玉井 広史

Nuclear Fusion, 33(3), p.421 - 434, 1993/00

 被引用回数:10 パーセンタイル:38.4(Physics, Fluids & Plasmas)

速波加熱用アンテナの解析コードを、速波電流駆動用位相制御型アンテナアレイ用に拡張を行い、JFT-2M用4ループアンテナアレイの結合特性の解析を行った。解析コードは、プラズマ負荷を考慮してアンテナ上の電流分布を変分法により求め、アンテナ間の金属隔壁の効果も含めた上で結合特性の解析が行える。JFT-2Mの速波アンテナアレイの結合特性は、計算結果と良く一致した。その結果、トロイダル方向に高い波数スペクトルを励起しても、周辺が低密度プラズマでは低い波数スペクトルしか結合できず、電流駆動に適したスペクトルを結合させるには、周辺での電子密度を急俊に立ち上げる配位が適している事が判明した。

報告書

Design of a CW high beam powerelectron linac

王 元林

PNC TN9410 92-039, 26 Pages, 1992/02

PNC-TN9410-92-039.pdf:0.63MB

放射性物質を扱う高出力の加速器開発を目的に、試験用の連続波電子線型加速器の設計を行った。この加速器は、室温で運転され、出力1.2MWのL-バンド連続波を供給する2台のクライストロンでエネルギーが投入されて、100mAの電子を10MeVに加速することが出来る。平均ビーム出力はデューテイファクター20$$sim$$100%の時に200KW$$sim$$1MWである。設計では、加速管に進行波還流型の加速管を採用した。この型の加速管には、高い加速率を維持したままビームブレークアップ(ビーム散乱)の防止するため加速部を短く設計できる利点がある。これらの設計の際は、特別な工夫を加え、またそれに基づく設計計算も行った。加速管構造の寸法とパラメータの決定は変分法に基づく計算で行った。計算で得たマイクロ波の共鳴周波数は、実測値と1/100%オーダーの誤差範囲内で一致した。現在、設計した加速器の要素開発を大洗工学センターで進めている。

論文

Optimization of plasma startup scenario for RF current drive tokamak by calculus of variations

岡崎 隆司*; 杉原 正芳; 西尾 敏; 藤沢 登

Nucl.Eng.Des./Fusion, 3, p.73 - 80, 1985/00

 被引用回数:3 パーセンタイル:47.04(Nuclear Science & Technology)

RF電流駆動を用いたプラズマ立上げシナリオを決定するための解析手法を提案する。RF注入エネルギーを最小にする観点から、変分法を用いてシナリオを求める。RF電流駆動を用いる場合のシナリオは、電磁誘導を用いるシナリオとは大幅に異なることがわかった。例えば、プラズマ温度は、立上げ初期のフェイズに定格値近くまで増加させる、プラズマ電流は、リターン電流を抑制するためにゆっくりと立上げる、等である。トカマク輸送コードを用いて、上記シナリオの妥当性を確認した。また、不純物量の増加等により、RF注入エネルギー低減できることがわかった。

報告書

中性子源増倍法に関する理論的補正の信頼性

溝尾 宣辰

JAERI-M 7135, 30 Pages, 1977/06

JAERI-M-7135.pdf:1.15MB

中性子源増倍法に理論的補正を行う際に、観測値を静的反応度に対応する量にする為の補正係数は、計算で求めるものである。本研究は、計算手法に内在する近似や群定数の不確かさの補正係数に対する影響を吟味し、補正法の信頼性を検討したものである。解析的検討は、変分法を用いた。補正係数に対する変分表現の汎関数を導出した。この汎関数について演算子の誤差の影響を調べた。数値計算例は、FCAVII-1 90Z集合休における模擬制御棒価値の実験について、種々の方法で補正係数を求めて比較検討した。補正係数の信頼性は、休系の媒質に関する正確な情報を用意せず、単純な計算法においても損なうものでないことが判明した。したがって、この補正法は、高燃焼の実用炉に対しても、有効に適用出来ることが判明した。

論文

Improvement of coarse mesh difference diffusion scheme about control rods

鈴木 友雄

Journal of Nuclear Science and Technology, 12(11), p.695 - 702, 1975/11

 被引用回数:3

拡散方程式の階差式解法による高速炉臨界計算において、粗いメッシュ分割でも、制御棒内とその周辺における中性子束の値を精度よく計算する簡便な方法が導かれる。2領域平板系での積分型輸送モデルにおいて、簡単な多項式で中性子束分布が近似され、その多項式の係数が変分法によって決定される。この2領域系の中性子束分布の近似輸送解から、制御棒内への正味中性子流を表す係数を数値的に求め、高速炉系の臨界計算における階差式の反復解法に先立って、拡散モデルの階差式の中の、制御棒内への中性子流入項を補正する。補正された拡散モデルによる臨界計算で得られた中性子束の値は、通常の輸送コードの結果に対比して充分精度がよく、しかも臨界計算における反復解法に要する計算機使用時間は補正前の拡散コードに比べて増加しない。

報告書

動力炉の燃焼度解析,1; 三次元核熱水力計算手法の評価とFLORAの作成

江連 秀夫

JAERI-M 6232, 103 Pages, 1975/09

JAERI-M-6232.pdf:2.78MB

ここ数年、軽水炉の三次元核熱水力の解析および計算コードの作成をおこなった。度分法、coarse mesh法、関数近似法等の計算手法を比較検討し、三次元核熱水力計算コードFLORAを作った。その主な特徴は次の通りである。(1)計算時間は他の同じようなコードの1/3~1/2である。(2)中性子スペクトルのミスマッチングがあっても計算誤差が少ない。(3)Gd$$_{2}$$O$$_{3}$$入り燃料、燃料体の軸方向で濃縮度がことなる燃料があっても、三次元出力分布の計算ができる。(4)coarse mesh法および関数近似法によって、中性子の輸送が計算できる。本報は、FLORAの作成までの経過、理論的背景、計算例を示し、マニヤルとして使用できるようにまとめた。

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